お客様の
ベストパートナーで
あり続けるために
段ボールは、様々な製品に利用され、私たちの暮らしには欠かせないものの一つです。大一コンテナー株式会社は、1954年に設立されて以来、この地で段ボール製造を通じ、お客様の大切な商品を包み、高品質な段ボールを安定して供給してまいりました。
2012年には、大手段ボール専業メーカー、株式会社トーモクの連結子会社の一員としてお客様のニーズに機動的に対応し、静岡県内を中心に供給できる体制を整えています。
段ボールは、何度も再生・利用される持続可能な包装資材で、その用途は広がりを見せています。これからも益々需要の増加が見込まれることから、より一層お客様のベストパートナーであり続けるために高品質の段ボールを供給し続けてまいります。
大切な商品を包んで安全に安心して消費者の手元まで届けることができる包装資材「段ボール」を製造販売しています。
段ボールは、毎日の食生活に欠かせない野菜や加工食品、日用品や電化製品など様々な分野の商品を包む包装資材として活躍しています。その形や大きさ、デザインや強度は、包む商品毎に全てオーダーメイドで製造しています。
スーパーでは商品の「顔」としてアピールしたり、最近はネット注文の需要増や万一の災害時には段ボールベッドとして使われるなど、段ボールの用途は年々広がりを見せています。
多品種小ロットでも高品質の段ボールを安定的に供給するため、貼合工程では最新のスリッタースコアラーとスタッカーを設置したコルゲートマシンを導入し、高速かつ寸法精度の高い段ボールシートが生産可能です。
加工工程では、フレキソフォルダーグルアーやフレキソロータリーダイカッタ、オートプラテンなど、高速かつ精度の高い印刷機や打抜機を揃え、商品の特徴に合わせた高品質の段ボールケースが生産可能です。
静岡県内では大一コンテナーをはじめ、東西に(株)トーモク清水・浜松工場を擁し、日栄紙工(株)、遠州紙工業(株)の5拠点が互いに連携できる体制を整えています。段ボールだけではなく、紙器のニーズにも対応できるよう遠州紙工業(株)、(株)トーモク千葉紙器工場とも連携するなど、トーモクグループのネットワークをフルに活用できる体制を持ち、お客様の多種多様なニーズに柔軟に迅速に対応できる生産ネットワークを展開しています。
また、災害時等は全国展開するトーモク及び各グループ会社の生産ネットワークを活かしサプライヤーとしての使命を果たすことが可能です。
●再生可能な資源
木を育てて、使って、また育てることにより森は再生を繰り返します。板紙の原料となる木材(パルプ)は、適切に管理されている森の資源のみを利用しています。
●有効に活用
段ボールは、間伐された木、細い木や曲がった木、板や柱を取った残りの木、家などに一度使われた古い木などの貴重な森林資源を上手に利用して、木材をムダにしないよう、有効に活用しています。
●カーボンニュートラル※
段ボールの原料になる木材は、光合成によってCO2を吸収することで成長します。段ボールは、たとえ燃やされたとしても、大気中のCO2を増加させないクリーンな包装資材です。
※植物などのバイオマスを燃焼することにより発生するCO2は、植物の成長過程で光合成により大気中から吸収したCO2であることから、バイオマスは、ライフサイクル全体で見ると大気中のCO2を増加させないと考えられる。このように、CO2の増減に影響を与えない性質のことを「カーボンニュートラル」と呼ぶ。
●自然に還る
段ボールは、100%再生可能な天然素材。使い終わった段ボールはリサイクルされていますが、万が一、リサイクルされずに放置された場合でも、最後は土に還ります。
●高い回収率
段ボールはリサイクルシステムが確立されており、95%以上が回収されています。そして、回収された段ボールは、また紙の原料となり、新しい段ボールへと生まれ変わります。
●高い古紙利用
段ボールをつくるための原料は、古紙と木材(パルプ)です。段ボールは、回収された古紙を90%以上使ってつくられています。
●低い環境負荷
紙である段ボールは、水に混ぜるだけで簡単に繊維状に戻り、また紙の原料となります。リサイクル工程の環境負荷が低い優れた包装資材です。